今日から仕事始めですが、まだ新年の気分は抜けません😅
皆さんは新年の目標は決めましたか?
今日は、目標を決める時に意識してほしいことをお話しします。
目標を設定するときに大切にしてほしいことは、
『どうありたいか』ということです。
子どもの頃に、サッカー選手⚽になりたいとか、ケーキ屋さん🍰になりたいという夢を描いたことは、ありませんか?
私は、幼稚園の頃はお花屋さん🌸に、小学校低学年はCA(キャビンアテンダント)さん✈️になりたいと思っていました。
子どもなら、これでもいいかもしれませんが、本来、人というものは、何になるかではなく、どうあるかという『あり方』が大事なのです。
例えば、サッカー選手にしても、世界で活躍して、サッカー界をけん引するようなサッカー選手になるのか、それとも、企業のサッカーチームでサラリーマンとして就職しつつ、サッカーを楽しむのか、色々な選択肢があります。恐らく、多くの子どもがイメージするのは前者のサッカー選手ではないでしょうか。大体の子どもは、何になりたいかを考えたときに、どうありたいかも同時にイメージ出来ているのです。
では、皆さんはどうでしょうか?大人になった今、何かなりたいという夢はありますか?もしかしたら、なりたいものは思い浮かばないかもしれません。夢が思い浮かばない。そんな事実を突きつけられて、少しショックを受けたかもしれません。でも大丈夫。夢は無くていいんです。必要なことは『どうありたいか』ということ。それを考えることです。
なりたいものや、目標だけを追い求めると、本質を見失います。サッカー選手になりたいという夢は、例えば『人から憧れるような存在になりたい』という思いの手段として、サッカー選手があるのです。サッカー選手になるのは目的ではなく、手段であるということを忘れてはいけません。
では、本題の、目標設定についてです。
よくある目標設定として、『毎月1冊本を読む📚』とか、『毎日30分運動する🏊♀️』といった目標設定をしませんか?もちろん、具体的な目標設定はとても良いことなので、これはこれでいいのですが、今回は、せっかくなので、もう少し踏み込んで、目標設定の見直しをしてもらいたいのです。
目標設定を見直す理由として、手段が目的になっていないかを確認して欲しいからです。多くの人が、陥りがちな目標は、『目的を見失うこと』です。
実際、私が体験したことですが、営業職として一般企業で働いていた時、目先の数字に追われ、本来の目的を見失っていた時がありました。就職したときは、『人の役に立ちたい』という思いがあったのに、何年が経つと、いかに数字を達成させるかが目的になっていました。
もちろん数字を達成させることも大切です。利益があるから会社は存続できるので、モノを作り続けることが出来るのです。ただ、数字だけを追っていたら、本来のあるべき姿、自分が思い描いた姿を見失ってしまうのです。
新年の目標設定をしたら、自分に問うて欲しいことがあります。
「なぜ、自分はこの目標を立てたのか?なぜ達成したいのか?達成したら何が得られるのか?」
ここでイメージしたことは、『自分のありたい姿』です。逆に、イメージが出来ないということは、今は必要な目標ではないのかもしれませんね。そして、ありたい姿も目標と共に📝書き留めておいてもらえれば、目的を見失わずに進むことが出来ます。ぜひ、どうありたいかを大切に過ごす一年にしてくださいね。