7つの習慣,コーチング,ブログ

先日の職員面談。改めて、自分の弱さを痛感した面談でした。

皆さんは、ついつい、誰かの悪口や愚痴を言ったりしませんか?恐らく、人生で一度も悪口や不平不満を言ったことがない人は、いないと思います。『この人なら聴いてくれるし、まぁいっか。』『みんな言ってるから、ちょっと一緒になって思っていること言っちゃおう。』とかありませんか?私はあります。もちろん、悪口や文句は言わない方がいいということはわかっています。頭では理解していても、弱い自分が、この人なら、ここならと甘えて、不平不満を言っている。そんな自分に、改めて気付けた面談でした。

面談時に、職員Aさんが、「職場の人を信頼できない」と言ってきました。理由はとてもシンプルで、『職員同士で、いない人の悪口をいつも言っている』ということでした。Aさんの悪口を言われているわけではないけれど、『その場にいない人の陰口を叩いているということは、私も言われているんじゃないかと思う』と言うのです。確かに、Aさんがそう思うのも無理ないですよね。実際、Aさんは悪口を言われていませんが、いつ言われてもおかしくないと感じるのは、普通の事です。

この時、『はっ!』としたんです。私も同じことしていると。親しい職員に、『その場にいない人の愚痴を言っていたな』と思い出して、恥ずかしくなりました。信頼関係を築くことが大切だと思っていたにも関わらず、誠実さに欠ける行動をしていた自分に気付きました。

『その場にいない人のことをどう扱うか』で、その人の人間性が出ます。『その場にいないからこそ、褒める、認める』そういった姿勢が、周りからの信頼を得ることが出来ます。陰で人のことを悪く言う人は、あなたのことを悪く言っている可能性があります。そんな人、信頼できないですよね。

『人から信頼されるには、自分はどうありたいのか?』そんなことを、逆に考えさせられた面談でした。

私は、『親身になって相談に乗る上司でありたい。』そう思ったときに、自分のあり方を見直そうと思いました。まずは、自分は弱いということを知り、そんな自分だからこそ、人の良いところを見つけて、不平不満に目がいかないように意識していこう。そんなことに気付けた時間でした。職員との面談は、私自身気づかされることが多く、とてもいい学びの時間です。人との対話を大切に、自分事だと思って、日々成長していきたいです。

あなたはどうありたいですか?

自分のありたい姿を思い描いて、意識して行動していきましょうね☺️

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今日から仕事始めですが、まだ新年の気分は抜けません😅
皆さんは新年の目標は決めましたか?
今日は、目標を決める時に意識してほしいことをお話しします。

目標を設定するときに大切にしてほしいことは、
『どうありたいか』ということです。
子どもの頃に、サッカー選手⚽になりたいとか、ケーキ屋さん🍰になりたいという夢を描いたことは、ありませんか?
私は、幼稚園の頃はお花屋さん🌸に、小学校低学年はCA(キャビンアテンダント)さん✈️になりたいと思っていました。
子どもなら、これでもいいかもしれませんが、本来、人というものは、何になるかではなく、どうあるかという『あり方』が大事なのです。

例えば、サッカー選手にしても、世界で活躍して、サッカー界をけん引するようなサッカー選手になるのか、それとも、企業のサッカーチームでサラリーマンとして就職しつつ、サッカーを楽しむのか、色々な選択肢があります。恐らく、多くの子どもがイメージするのは前者のサッカー選手ではないでしょうか。大体の子どもは、何になりたいかを考えたときに、どうありたいかも同時にイメージ出来ているのです。

では、皆さんはどうでしょうか?大人になった今、何かなりたいという夢はありますか?もしかしたら、なりたいものは思い浮かばないかもしれません。夢が思い浮かばない。そんな事実を突きつけられて、少しショックを受けたかもしれません。でも大丈夫。夢は無くていいんです。必要なことは『どうありたいか』ということ。それを考えることです。

なりたいものや、目標だけを追い求めると、本質を見失います。サッカー選手になりたいという夢は、例えば『人から憧れるような存在になりたい』という思いの手段として、サッカー選手があるのです。サッカー選手になるのは目的ではなく、手段であるということを忘れてはいけません。

では、本題の、目標設定についてです。
よくある目標設定として、『毎月1冊本を読む📚』とか、『毎日30分運動する🏊‍♀️』といった目標設定をしませんか?もちろん、具体的な目標設定はとても良いことなので、これはこれでいいのですが、今回は、せっかくなので、もう少し踏み込んで、目標設定の見直しをしてもらいたいのです。

目標設定を見直す理由として、手段が目的になっていないかを確認して欲しいからです。多くの人が、陥りがちな目標は、『目的を見失うこと』です。
実際、私が体験したことですが、営業職として一般企業で働いていた時、目先の数字に追われ、本来の目的を見失っていた時がありました。就職したときは、『人の役に立ちたい』という思いがあったのに、何年が経つと、いかに数字を達成させるかが目的になっていました。
もちろん数字を達成させることも大切です。利益があるから会社は存続できるので、モノを作り続けることが出来るのです。ただ、数字だけを追っていたら、本来のあるべき姿、自分が思い描いた姿を見失ってしまうのです。

新年の目標設定をしたら、自分に問うて欲しいことがあります。
「なぜ、自分はこの目標を立てたのか?なぜ達成したいのか?達成したら何が得られるのか?」
ここでイメージしたことは、『自分のありたい姿』です。逆に、イメージが出来ないということは、今は必要な目標ではないのかもしれませんね。そして、ありたい姿も目標と共に📝書き留めておいてもらえれば、目的を見失わずに進むことが出来ます。ぜひ、どうありたいかを大切に過ごす一年にしてくださいね。